平成３０年３月７日（水）に平成２９年度「日常生活自立支援事業　第３回実施社協専門員連絡会議」を開催しました（参加者：２５名　市町村社協：１９市町村）。

　本会議は年３回、専門員同士が繋がりを深め、現在浮き彫りになっている制度運営上の諸課題の整理を行い、互いに相談し合えるような体制を構築することで、専門員の資質向上ひいてはサービスの質の担保・向上を図ることを目的に開催しています。

　今回は、平成29年度の総括として、今年度実施した「日常生活自立支援事業あり方検討会」について報告した上で、平成30年度における「県社協と市町村社協による各課題の具体策」や事業の概要等について説明を行いました。

　また、意見交換では、５つのグループに分かれ、「今年度印象に残ったケース」等について話し合いが行われました。

　具体的には、多重債務や複合的な課題を抱える世帯等、支援に苦慮している事例や、利用者の就労や地域住民と接する機会が増え、QOLの向上につながった心温まる事例などが挙がりました。

　来年度は、さらに事例検討等を通じて、本事業に係る具体的な方策や示唆が得られ、専門員同士が互いに情報交換・共有できる機会を提供し、コミュニティソーシャルワーカーとしての資質向上も目指す会議となるよう努めていきます！