車を運転している時、横断歩道を横断しようとしている人や横断している人がいる場合、あなたは一時停止できていますか？

令和５年のＪＡＦによる「信号機のない横断歩道」における一時停止率の全国調査では、本県は４７.８パーセントと、令和４年の４９．０パーセントをわずかに下回ったものの、全国ワースト１位であった令和３年（１０.３パーセント）から大幅に改善しておりますが、依然として半数以上のドライバーが一時停止していない状況です。

ドライバーのみなさん。

横断歩道での歩行者優先はマナーではなくルールです。横断歩道を横断しようとしている人や横断している人がいる場合は、必ず一時停止して、歩行者に進路をゆずらなければいけません。一時停止をしなかった場合、横断歩行者妨害の違反となり違反点数２点、反則金９，０００円（普通車）が課せられます。信号機のない横断歩道を知らせる「ダイヤマーク」や標識に注意し、横断歩道に近づいたら減速して、安全に一時停止できるようにしておきましょう。

歩行者のみなさん。

道路を横断する時は、横断歩道を必ず利用し、安全確認を確実に行いましょう。また、ドライバーから見て、歩行者が横断歩道を渡ろうとしているのかどうか迷わないように、横断歩道を渡るときには、手を挙げる、アイコンタクトなどの意思表示をしましょう。

提　唱：一般社団法人日本損害保険協会中国支部 岡山損保会／岡山県交通安全対策協議会

R6.1 横断歩道における歩行者優先について（啓発ポスター）.pdf