８月31日（木）に、岡山リーセントカルチャーホテルにおいて、「岡山県における社会福祉法人による地域公益的取組に関する事業説明会」を開催いたしました。

  当日は、各種別協議会役員、市町村社協関係者をはじめ、県行政、県民児協、県共募関係者及び地域公益活動推進研究会委員等、７１名にご出席いただきました。

 説明会では、はじめに岡山県地域公益活動推進研究会事務局より県域センター設立についての事業説明、次に、岡山県地域公益活動推進研究会座長の美作大学小坂田稔先生より「オール岡山での地域における公益的な取組に向けて」と題した基調講演をいただいたあと、試行モデル実践発表として総社市社会福祉協議会の石原専門員、社会福祉法人クムレの財前副理事長、美作市社会福祉協議会の天野主事の3名の方より発表いただきました。

 そのあとに行われた質疑応答・意見交換では、各種別協関係者より、県域センターについての協議状況の報告や各法人への賛同いただくための周知のあり方、「社会福祉法人の責務として、地域住民、また社会福祉協議会と一緒に取り組んでいきたい」との意見が出されました。また、社協関係者からは、「地域ニーズの把握やまとめ役等は、まさに社協の役割なのでタッグを組んで、誰もが住みやすい地域づくりをめざしていきたい」といった、種別や関係団体の垣根を越えた取り組みへの意向が示されるなど、県域センター設立に向けた共通認識を図ることが出来ました。

  岡山県において、制度の狭間の課題を解決していくための仕組みをつくるべく、県域センター設立に向けて、今後ともより一層のご理解とご協力のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

岡山県社協／地域公益活動推進特命チーム