福祉のことば:さ~そ
最終更新日:2013/10/16
<さ行>
災害時要援護者避難支援計画(サイガイジヨウエンゴシャヒナンシエンケイカク)
災害が発生した場合に、自力では避難することが困難な災害時要援護者に対する支援活動を的確、かつ迅速に実践するために、防災関係及び福祉関係機関並びに地域社会が連携し、災害時の要援護者の避難支援の計画のこと。
その根拠は、平成19年12月18日付け内閣府・総務省消防庁・厚生労働省・国土交通省の連名通達「災害時要援護者の避難支援対策の推進について」による。
災害ボランティア(サイガイボランティア)
災害発生時に、被災者の生活や自立を支援し、また行政や防災関係機関等が行う 応急対策を支援するために、自発的に能力や労力、時間を提供する個人及び団体のこと。
災害ボランティアセンター(サイガイボランティアセンター)
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サロン活動(サロンカツドウ)
お年寄りや障がいのある人、子育て中の親などが、身近な場所に集い、話をしたり体操をするなど交流を図る中で、必要な情報を収集したり、閉じこもりや孤立化などを解消するもの。
市町村ボランティアセンター(シチョウソンボランティアセンター)
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市民活動団体(シミンカツドウダンタイ)
社会問題や地域の課題を自覚し、主体的に取り組む人の集まり。地域の課題のテ ーマごとに団体が組織され、活動に取り組んでいるのが特徴。「地域課題型組織」と呼び、老人クラブ、地域婦人会、青年団などは「地域網羅型組織」と呼ぶこともある。
市民後見人(シミンコウケンニン)
一般市民による成年後見人。認知症や知的障害などで判断能力が不十分になった人に親族がいない場合に、同じ地域に住む市民が、家庭裁判所から選任され、本人に代わって財産の管理や介護契約などの法律行為を行う。
社会資源(シャカイシゲン)
住民の要求や課題を解決していくために活用される施設・機関、個人・集団、資金、法律、知識、技能等々の総称。
社会福祉協議会(社協)(シャカイフクシキョウギカイ)
社会福祉法百十条の規定に基づいて組織され、社会福祉の推進を図ることを目的とする団体。社会福祉を目的とする事業の企画及び実施、社会福祉に関する活動への住民の参加のための援助、社会福祉を目的とする事業に関する調査・普及・宣伝・連絡・調整及び助成などさまざまな事業に取り組んでいる。
社会福祉法(シャカイフクシホウ)
社会福祉事業全般にわたる基本事項を定めた法律。社会福祉事業法(昭和26年制定)を、平成12(2000)年に改正・改題した。
社協だより(シャキョウダヨリ)
社協が発行する会報紙。
住民参加型在宅福祉サービス(ジュウミンサンカガタザイタクフクシサービス)
「自分たちの住むまちを 自分たちでの手で 住み続けられるようにしたい!」
という住民の思いを形にした住民自身による地域福祉活動で、会員制と有償制の2つの仕組みがある。運営主体は、「住民互助型」「社協運営型」「生協型」「農協型」「ワーカーズコレクティブ型*」などがある。略して、「住民参加型(福祉サービス)」あるいは、「参加型(福祉サービス)」とも言う。
- *ワーカーズコレクティブ
- 地域に必要な仕事を住民自身で創りだしていく働き方。メンバー全員で出資・労働・経営に関わっていくという特徴がある。
小地域ケア会議(ショウチイキケアカイギ)
→地域ケア会議へ
小地域ネットワーク活動(ショウチイキネットワークカツドウ)
小地域を単位として、何らかの福祉的な支援が必要な方への、近隣住民が展開する見守り活動や援助活動をいう。
生活福祉資金貸付制度(セイカツフクシシキンカシツケセイド)
低所得者世帯などに対して、低利または無利子での資金の貸し付けと必要な援助 指導を行うことにより、経済的自立や生活意欲の助長促進、在宅福祉や社会参加を図り、その世帯の安定した生活を確保することを目的としている。
成年後見制度(セイネンコウケンセイド)
認知症、知的障害、精神障害などの理由で、判断能力の不十分な方々を保護するために、一定の場合に本人の行為能力を制限するとともに、本人のために法律行為を行い、または本人による法律行為を助ける人を選任する制度。大きく分けると、家庭裁判所の審判により選ばれた成年後見人等が本人を保護・支援する法定後見制度と、本人の判断能力が十分なうちに、自らが選んだ代理人(任意後見人)と契約をしておく任意後見制度の二つがある。
セーフティネット
安全網と訳される。国家(政府)が保障する国民の生活の最低限度(最低水準)を確保できる程度の水準の保障を社会が用意する働き(安全網)のこと。経済的な危機に陥っても、最低限の安全を保障してくれる社会の制度や対策を意味している。その中心は、社会保障としての医療、年金、介護などの社会保険制度、生活保護などの公的扶助制度、対人福祉サービス、公衆衛生などで構成されており、不測時に備えた諸制度全般を指す。万が一の場合のネットを構築することが重要な課題である。
ソーシャル・インクルージョン
すべての人びとを孤独や孤立、排除や摩擦から援護し、健康で文化的な生活の実現につなげるよう、社会の構成員として包み支え合うという理念で、社会的排除(失業、技術及び所得の低さ、粗末な住宅、犯罪率の高さ、健康状態の悪さ及び家庭崩壊などの、互いに関連する複数の問題を抱えた個人、あるいは地域)に対処するための政策課題の一つとされている。
ソーシャルワーカー
生活する上で困っている人々や、不安を抱えている人々、社会的に疎外されている人々に対して、総合的かつ包括的な援助を提供する専門職の総称であり、また、社会や生活環境等を改善する専門職の総称でもある。
岡山県社会福祉協議会 総務企画部
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