刑務所等の矯正施設（刑務所・少年院）入所者の中には、福祉の支援を必要とする高齢又は障害者が数多くいることが広く知られるようになってきました。しかしながら、矯正施設内でどのような生活をしているのか、私たちが矯正施設内の実情を知ることは容易ではありません。そのため、矯正施設入所者を取り巻く環境や処遇を知るとともに、矯正施設を実際に見学し、出所（出院）後、福祉の支援が必要となる高齢者や障害者についての理解を深めることを目的に、今年度は岡山少年院の見学会を実施しました。

　参加対象を、障害福祉サービス・支援関係者に絞り、先着20名でご案内いたしましたが、想定よりもはるかに多い180名程の申込みがあり、急遽2回開催とし、各40名の約80名が参加できるよう調整しました。残念ながら、100名程の方にはお断りさせていただく事態となってしまい、大変申し訳ありませんでした。

　当日は、岡山少年院の院長より概要（収容状況、全国的な動き等）をお話しいただき、その後、施設内見学、質疑応答を行いました。参加者から「具体的にいつの段階から、どのような関わりを持てばよいのか？できるのか？」等の質問をいただき、事例をもとに回答させていただきました。

　今後も、引き続きご支援ご協力の程、よろしくお願いいたします。　地域生活定着支援センターって何？どんなことをしてるの？