無理しない地域づくりの学校2016開校!
最終更新日:2016/07/01
こんにちは、地域福祉部です。先週末、6月25日(土)「無理しない地域づくりの学校」2016を開校しました。この企画は、昨年度からはじめており、既存の地域福祉の枠をこえた実践を担っていく人材を養成していくための、新しい人づくり講座です。
講師は、山梨学院大学の竹端寛教授と(株)エコカレッジの尾野寛明さん。竹端先生を「校長」、尾野さんを「教頭」として、今年度は、7名の受講生からスタート。
会場は、雰囲気が素晴らしい奉還町のゲストハウスkamp! まずは、校長、教頭の対談形式で、この学校はどういう学校なのかを説明します。
一言では、いえば、仕事において、わたしのままで、わたしの温度で、わたしの言葉で話すこと、そんな「素のプレゼン」ができることを目指します。
そのために、毎回色々なゲストの話を聞き、アドバイスをもらいながら、自分がやりたいことを言語化する「マイプラン」を作っていく講座です。
今、地域福祉に関わる専門職は、「立場」にとらわれて、本音で住民の人と向き合えていないのではないか。本音で話さないと、住民の人には伝わらない。そのためには、「立場」ではなく、「わたし」はどういう人間で、どういう想いを持っているのかを話す力が必要ではないか、そうした気づきからスタートしています。
説明に続いて、昨年度の受講生である、社会福祉士の難波さんと森さんをゲストに、それぞれのマイプランを発表してもらい、後輩となる今年の受講生に向けて、エールをもらいました。この短期間での二人の変化・成長には校長、教頭も目を見張っていました。聞いておられる皆さんも刺激を受けたとようです。
そして、後半は、みんなで「マイプラン」の1枚目作成に挑戦。そして、発表してもらいました。
竹端校長と尾野教頭の二人がつくる、受容と共感を生む場があると、みんなするすると自分の言葉で自分の想いを話せる、この体験は、新鮮だったのではないかと思います。この体験を受けてか、聴講に来られていた3名の方がその場で受講したいと申込みしてくれました。
なお、京都府社協さんでも、竹端先生を講師に、こうした人づくり講座を始めるとのことで、この日、視察に来ていただきました。この岡山発の地域福祉における新しい取り組みが、各地で広がっていくと嬉しいですね。
次回は、7月16日(土)赤磐で開催です。