新企画! 社協職員基礎研修(CSW研修)を開催しました!
最終更新日:2016/06/02

今年からの新しい取り組み、「社協職員基礎研修(CSW研修)」を開催しました。
午前は、新採用から入職5年目くらいまでの新任向けに、「先輩社協職員の話を聞いて、社協のシゴトを考える!」として、ゲストに、津山市社会福祉協議会 松尾 彰さん(写真前列左から3番目)と、総社市社会福祉協議会 劒持 美典さん(写真前列左から4番目)をお迎え!二人とも、とにかく地域を回ることを大切にしていて、社協職員は、地域の人から、「あの人と一緒に考えたら面白そうなことできるな」と思われる存在になることが大事、という言葉や、地域の人に教えてもらったという、誠意と、スピード、信頼の3Sの法則など、後輩に向けて頼もしいアドバイスをたくさんいただきました。
午後は、ベテラン職員も交えて、岡山ではおなじみの山梨学院大学の竹端先生をお迎え。当初の講義予定を変更し、午前のゲストの松尾さんに竹端先生がインタビューする「ひろこの部屋」をライブ展開!先生の、本質を引き出す絶妙な問いかけから、松尾さんのもつ豊富な地域エピソードがどんどん披露されて、会場はおおいにわきました。
そのあと、「私から始まる地域づくり社協が変われば地域も変わる」と題しての講義を行いました。地域づくりを与えられた仕事としてこなすのではなく、自分ごととして、ワクワクしながら楽しむためにはどうしたらいいのかを考えながら、マイプランというワークシートを使って、自分のことを掘り下げるワークショップを行ったりと、とにかく、ひたすら「社協で働いている自分自身の抱えるもやもや」に問いかける作業を繰り返していきました。
通常の社協基礎研修では、強化方針や、5原則などに触れると思いますが、ほとんどそんな話は出さずに、自分をふりかえる時間をとったのは、社協職員の基礎は、自分自身だということ、いくら知識があっても、自分が関心をもって、心から地域福祉を進めたいと思っていない限り、地域の人を巻き込むことはできず、馴れ合いの関係になっておわる。そのことをゲスト・講師から繰り返し、教わる1日でした。
アンケートでは、ぜひ、来年も継続してほしい、1年目に受けたかったなど、多くの反響をいただきました、このシリーズは、今年度、あと2回続きます。