１１月２０日（金）に、きらめきプラザ内において、「地域共生社会推進フォーラム」を開催しました。

実践報告では、今年の３月に第３次改訂がなされました、県内の地域福祉推進における支援等を定めた『岡山県地域福祉支援計画』について、岡山県保健福祉課の石井副参事よりご報告をいただきました。

聞き手の美作大学の小坂田稔特任教授より、『地域福祉計画は、福祉・介護等の全ての計画の上位計画』であるという点について改めて確認をした後、岡山県の計画に『どのような思いを込めて策定されたのか』『県として県内の地域福祉計画に期待していること』等について、かみ砕いた解説を交えながら、お二人でやりとりをしながら地域共生社会の実現に向けて、計画を策定する必要性等について、話をしていただきました。

グループ討議では、美作大学の田中涼先生のファシリテートで、計画策定をする上での疑問点や不明点、計画を評価・改定する上で抱えている課題等について、情報交換を行っていただきました。先生方からは、地域福祉計画と地域福祉活動計画について、お互いの計画をよく読みこんだ計画策定の必要性について問題提起をいただき、きれいな計画を作るよりも、一人でも多くの住民が関わった計画を作ることの大切さについて、改めてお話いただきました。

本フォーラムは、コロナ禍の中において感染症対策を行いグループ討議を行いました。評価や改定における悩みや課題を共有でき、各自治体のオリジナルの計画づくりに生かしていただきたいと思います。