１１月１日（金）に、きらめきプラザ内において、「地域共生社会推進フォーラム」を開催しました。

基調講演では、美作大学の小坂田稔特任教授より『地域福祉は「３つの壁」との絶え間のない戦いであり、「自助力」「公助力」「共助力」「近所力」の必要性、またこの４つの力をシステム化する「地域福祉型地域包括ケアシステム」、そのためには、その羅針盤となる市町村地域福祉計画の重要性についてご講演をいただきました。

行政説明では、国が描く地域共生社会の実現に向けた方向性や、そのために知っておくべき法律や事業について、わかりやすくご説明いただきました。

パネルディスカッションでは、県内は美作市、県外は大阪府阪南市の行政、社協からご発表いただきましたが、両実践ともに、地域共生社会の実現に向けて、計画づくりを通して行政、社協が機能的な連携を図りながら、市町村計画を一体的に策定し、ともに目指す地域像を明らかにし、方向性をあわせて取り組むことの必要性についても、２つの事例からご発表いただきました。

本フォーラムは、県・市町村行政からの参加も多く、なぜ、計画づくりが必要なのか、自治体や様々な関係機関が今、取り組むべきことについて学んでいただけたのではないでしょうか。今回の学びをぜひとも、各自治体の計画づくりに生かしていただきたいと思います。